日本人の自意識の、なんとなく拠り所の無い感覚について 1

タイトルの問題意識については、前の記事に書いた。

saruhitosaru.hateblo.jp

 

この問題意識を持って、次の本を読んでみた。

 

知りたいポイントはだいたいカバーされていた。どうもこの手の問題は、日本人が伝統的にぶち当たる問題なのだと認識した。

特に、注目したポイントは

  1. 地政学的条件
  2. 日本語の構造について
  3. 仏教の中国からのインポート

の3つ。雑にまとめると

地政学的条件

日本はそこそこ食べ物も豊富だったし、大陸から適度な距離で隔たっているため、あんまり戦ったりする必要がなかったという話。

 

日本語の構造について

日本古来の「やまとことば」は話し言葉で、「漢字」が入ってきたことで文章の生産が可能になった。つまり、現存している文章は中国語の影響下のものしか残っていない。

その後、「カタカナ」、「ひらがな」も生まれ、組み合わさった構造となっている。

 

仏教の中国からのインポート

日本には伝統的に普遍性を志す考え方は存在しなかった。

そんな状況で、中国から仏教が輸入された。どういう効果が出るか予測ができず、一種の賭けだった。

日本人の精神分裂状態の起源はここにあるっぽい。

 

感想

なんか最近の諸問題の原因は、長いスパンで日本人をみたとき、すでに昔から存在し、それが形を変えて顕在しているのだと思える。

問題系はカバーしてもらえた感があるので、引き続き範囲を絞りつつ知識を探索していく。

特に、「日本人」の限界 ( 言語は輸入物、精神は分裂気味 というポイント ) は、受け入れる方向でいきたいなと感じました。